【故障しないために・・・投げ方(1)】(2008.08)
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・肩・ヒジの痛みはつきもの!しかし、正しい投げ方を身に付ければ歳をとっても投げられます。
・逆に、悪い投げ方では、投げれば投げるほど悪化します!治療は根本の解決には繋がらない。
・試合前のキャッチボールを練習と思って意識して続ければ、1年位で身に付くと思います。
・まずは、分析して理解しましょう。
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■全体像としては、以下のイラストの通りです。
- 大きく「腕の振り」と「下半身と上体の使い方」の組み合わせに分けました。
- 肩に頼らないで、肩以外を上手く使えるか?がポイント。
- 肩が100の力でも、他の箇所が50なら、100は出ません。
- 肩が80なら、他の箇所も80使う!という感じでしょうか。
- 実際に、フォロースルーのポーズは難しく、普段から体全体を使う練習をする必要があります。
■補足説明
(1)腕の振りは無意識に出来るまでにしたい
- テイクバック・・・ 手首に力を入れず、腕を内捻りして吊り上げていき、ヒジが両肩を結ぶ高さに上げる!全てはこれができるかどうかに掛かっています
- トップ・・・・・・・・ ヒジが両肩より上がって脱力できていれば、あとは下半身の捻りにつられて自然と腕が振られるはずです
- リリース・・・・・ 上ではなく前で離す!すると腕振りがコンパクトになりヒジが先行、球と手の軌道が一致し制球も良くなる
- フォロー・・・・・ 再び自然に内捻りする事で、ヒジが折れて腕が最後まで振り切れる!これで負荷を軽減
- ※最後の内捻りは、テイクバックのヒジの高さと内捻りがないと出来ないのです。
(2)下半身と上体を使い切るために、常に意識
- (右手の力を抜く意味でも、以下の3点に意識を置いてみて下さい)
- 足上げの時には左足に意識----- 高く上げ、背筋から軸足を一直線に!軸足強化も
- テイクバックで左腕に意識----- 左ヒジを内捻りして高く上げれば、自然と右腕も同じ動きになる
- リリース後は上体を意識------ 左足の付け根から上体を前方に倒しこむ。これは投手練習でしか身に付かない
※いきなり情報量が多すぎて分りづらいと思います。次ページを見てから改めて見直してください。
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