私どもは、江戸時代末期の古地図制作にも力を入れております。
その最大の特徴は“現代の地図とピッタリ重なる”という事です。
「ブラタモリ」はじめ様々な番組メディアで取り上げて頂きました。
「大江戸今昔めぐり」をダウンロードして頂ければ、スマホで気軽に楽しむことが出来ます。
この度「東京23区」に加え「川越」「駿府(静岡)」をエリア拡大いたしました。
今後も更にエリア拡大する予定ですので、どうぞご期待ください。
”復元江戸実測地図”が”大江戸今昔めぐり” というアプリになって登場しました!
スマホ・タブレットでお楽しみ頂けます。
2021年4月に、50万ダウンロードを達成しました。
「ブラタモリ」はじめ様々な番組メディアで利用されています。
(c)大江戸今昔めぐり製作委員会(有)菁映社,(株)APPカンパニー,中川惠司
江戸は多くの文献資料として現存しております。その中の一つ「江戸切り絵図」はイラストマップとして親しまれてきました。しかし江戸の正確な地図というのは存在しておらず、切り絵図以上に現代地図との整合性を知り得ることは困難で、方角や距離感は個々の想像力に任せるしかありませんでした。
しかし、どうしてもその現状に満足できず、リアルに江戸を再現できないか?との思いから、デザイナーの中川氏がこの地図の作成に着手しました。
現代地図に江戸を埋め込んで行くという地道な手法で、長年をかけてこの地図を完成させました。江戸〜明治初期の文献資料を元に、ある時はデザイナーの感性で補完をし、より具体的で正確な江戸を地図にして復元したのです。
朝日新聞社出版の「復元 江戸情報地図」では、江戸地図が透かし紙に印刷され現代地図と重ね合わせる方法でこれを楽しむ事ができます。
このCD-ROMでは、江戸と現代地図の透過度が調整でき、拡大縮小も可能、更に江戸全域をシームレスに移動して見る事ができるように制作されました!
中川氏が制作した原稿はアナログで紙に描かれたものです。その広さは3畳ほど。それを弊社でベクターデータに起こし完全デジタル化することが出来ました。こうしてデジタルならではの「重ね地図」が完成したのです。これを見れば、今までつかめなかった“江戸”という町の大きさや距離感が、より正確に、よりリアルに感じとる事ができると思います。
趣味の範囲に留まらず、江戸や歴史の研究家、史料館、建設不動産関連まで、様々な方面から反響を頂きました。
江戸のデジタルデータは、その後様々な方面で活用されました。江戸博物館や街中の案内図の制作依頼など。
近年では早稲田大学院講師・森治郎氏の出版物※にもご協力させて頂きました。ここでは、復元江戸実測地図に現在の路線図を重ねる手法を用いました。
※「人と町の なるほど史『大江戸探見』」(出版社:一藝社)
「この地図を通して大勢の方に江戸の魅力に触れてもらいたい」それがが私どもの願いです。今後新たなメディアやテクノロジーと融合してこの地図が活用できる企画を検討しております。
現在は、江戸に限らず全国のニーズに答える古地図コンテンツを開発中です。
ご利用を検討されている企業・団体の方がいらっしゃいましたら、是非気軽にご相談下さい。