hatarei #16
野球・プロレス・F-1・そしてアニメーションの仕事について・・・
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<菁映社>

【アナログからデジタルへ】
現在は菁映社にて、アニメーション・CGでの映像制作、イラスト等、
いろんなジャンルのお仕事をさせて頂いております。
毎回違ったオーダーで予算も納期も様々ですが、
その都度知恵を振り絞り、喜んでもらえるよう作品制作に努めています。
今でこそデジタル環境が整っていますが、私が入社した頃はまだアナログ時代でした。

アニメーターとして行き詰っていた頃、NHKスペシャルの「人体」を見て、強くCGに興味を持ちました。
ご縁があって「菁映社」に面接を受け、3度通って決めました。
「CGはまだ限られた人のツールだけど、いずれアニメーターやデザイナーが使う時代が来る」
と言う先輩の言葉には大変勇気づけられました。
当時はそれでもまだアナログ中心で、作画・撮影・CGという3部署からなり、社員数は20人くらい。
自分は、パソコンすら触った事がなかったのですが、敢えてCG部に入りました。
まだCGが浸透していない頃から、当時の部長中心に自社ソフト開発し業務を開始していました。
訳の分らない軍事用などに使われている3DCGマシン!
それから、PC-98を使った2D制作!
撮影は、暗幕をモニタに掛けてのフィルム撮影など・・・
今では決してできない(2度としたくない!)経験をしました。
しばらくすると、MACが出たり、3DソフトもLINKSなど出てきました。

転職したときは丁度バブル期に入った頃で、今の若者に比べれば自分は幸運でした。
CGは全くの素人でしたが、アニメーターのスキルを見込んで採用してくれましたし、
自分にも任される仕事が増え、給料も能力を見てアップしてもらえました。
大変ながらも、自分が目指すべき方向に進んでいるという充実感がありました。

その後、デジタル化の波とバブルの終焉で、社員の顔ぶれも社会環境も激変しました。
それでもこうして好きな仕事を続けられているのは、諸先輩方のお陰だと痛感します。
歴史と言うのは人の繋がりなのでしょう。
創業者の今西前社長はじめ、諸先輩や全ての方に感謝するばかりです。

プロフィール

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 籏禮 直喜
 1964年9月29日生れ
 血液B型

□略歴

□学生時代

□アニメーター時代

菁映社




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