【武藤敬司】
野茂・中田よりも先に世界の頂点に立った天才プロレスラー!全日本プロレス社長。
武藤選手は強さはもちろん、数多くの名シーンを生み出したプロレスラーです。
試合もとにかく楽しくてカッコイイ。ビデオも保存版多数あります。
以前見直した折、ラベルを貼って8巻ほどまとめ終える事ができました。
私のプロレス歴は、ゴールデンでやっていた時代はそれ程思い入れが無く、
本格的には武藤と共に!と言っていいでしょう。
スペースローンウルフの時代からそのセンスは抜群でした。
元々は柔道で名を馳せたらしく、グランドの攻防は抜きん出て強かったようです。
皆が辞めていく中、武藤が辞めると言い出した時は山本子鉄が止めた事があったとか。
デビューしてすぐにアメリカ武者修行へ行き、プロレス観がアメリカナイズされたようです。
「ザ・グレート・カブキの息子」という位置づけでグレート・ムタが誕生。
グレート!というのは、本当に動きが「グレート」だったからとも言われる。
スケールを増して帰ってきてからは、ヘビー級でありながらマット中央まで飛ぶ!
まさにメジャー級のムーンサルトプレス!
ポイントは、トップロープに立つまでの速さと、上に飛ぶのではなく相手に向かって一直線に叩き付ける点。
ダイナミックさとキレイさを兼ね備えた、唯一の使い手だと思ってます。
別名を「ラウンディング・ボディプレス」。
今でこそ松井・イチロー・中田と騒いでますが、
武藤は遥か以前からアメリカマット界でメジャーになった日本人なのです。
(アメリカではムタであって、武藤敬司は存在しません。)
その後もヘビー級ながらフランケンシュタイナーを繰り出す等、映像的にも凄かった。
もちろんグランドの攻防や組み立ては天下逸品、
力まかせのラリアットやボム系の技はポリシーとして使用しない。
高田との大一番では、プロレスの古典技“足4の字固め”でプロレスラーのポリシーを貫いて勝利。
この試合は、プロレスを載せないスポーツ新聞でも1面になりました。
太陽ケア戦で初披露し更に進化する“シャイニング・ウィザード”!そのインスピレーションがまた凄い。
踏み台式、串刺し式、コーナーポストからのダブルインパクト式と、常に我々を驚かせています。
膝が悪いのに、ここぞと畳み掛ける時の勢い・流れは見る者を引き付けます。
私がビデオにまとめた名シーンの一部です。超カルト!全て分かる人は凄いです。
●1995年G1クライマックス初優勝!血だるまの決勝・橋本戦はとにかく技の応酬がすごかった。
最後は垂直落下を逃れてからフランケンシュタイナー〜ムーンサルト2連発。
●その年の5月、IWGP初戴冠直後の健介とのノンタイトル戦。サソリ固め返し2連発を始め健介を圧倒!徹底的な足殺しからミサイルキック3連発〜ムーンサルトで勝利。実はこの試合が後の武藤スタイルの原点になったと思われる試合内容だった。試合後も「誰にも負ける気がしない」と確信を掴んだコメント。
●同年10月、高田との頂上対決が電撃決定。その試合でドラゴン・スクリュー〜足4の字という流行りにもなったシーンが生まれた。高田のキックを受けきる、受け身の許容量が全然違うと感じた。
●?年G1長州戦での勝利。直前の試合でたっぷりラリアット〜サソリ固めを食らっておいて、いざG1予選では鮮やかにサソリを切り返して変形足4の字で決めた。
●1999年G1決勝で中西に負ける前の準決勝、永田との名勝負。ニールキックを受けた直後に逆転のバク中キック〜足4の字で勝利。その前の予選の永田戦の方がすごかった気がするが、残念ながらそれは保存してない。
●同年、プライドにも出たドン・フライとのIWGP戦。マウントパンチを食らいながら慢を持して決めたアームロック〜逆十字に移行して勝利。
●同年、G1で負けた中西学とのIWGP戦で再戦、5回のアルゼンチンをいずれも違う方法で切り返してみせた。
●2001年全日本マットで天龍の持つ3冠に挑戦。シャイニングウィザード2連発を返す天龍も凄かったが、最後はムーンサルトで勝利。業務提携とはいえ、「まさに歴史が動いた」(山崎一夫:弁)瞬間だった。
●同年G1準決勝、当時ブレイクした安田戦!レフリーの背中を踏み台にした衝撃のシャイニングウィザード。
その次のシャイニング〜がミスショットだった為あえてフォールには行かず逆十字で決めたのも技への思い入れが感じられた。
●同年10月、信じられない対戦カード《秋山&永田組vs武藤&馳》の試合。
秋山<GHC王者>、永田<G1優勝>、武藤<3冠王者>という超豪華組み合わせがドームで実現。
永田のキックをダッキングでかわした馳の背中を踏み台にシャイニング・ウィザード!グランドの攻防でも秋山を圧倒してみせた。
●ちょっと飛びますが、三沢とのタッグ! タイガードライバー〜シャイニング・ウィザードの連続技に大興奮でしました。
●最近では2009、蝶野・武藤・小橋vs中西・小島・秋山戦。最後は感動しました。
他にもムタとして闘った長州戦、猪木戦、ホーガン戦、柔道着の小川戦、戦慄の新崎人生戦なども。
現在は、全日本プロレスの社長。
自分のやりたいプロレスを貫き、環境を求め、常に先頭に立ち、
今や完全に武藤の王国を築きあげた手腕には、リーダーとして敬意を抱いています。
全日本の他業種間とのコラボは、武藤のキャラというか感性の成せる技。
2009年は、他団体のIWGPチャンピオンに返り咲くなど、この世代では異例のトップレスラーとして君臨。
全く衰えを知らない超人です。
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