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【レイダース 失われたアーク(聖櫃)】 冒険活劇映画の金字塔! 劇場やビデオで、50回以上は見たであろう。自分にとっては演出の教科書です。 映画という圧倒的なパワーに魅せられた。 これを機に、実写や特撮にも興味を持つようになりました。 【ストーリー】冒頭は南米での別の探検のエピソードから始まるのですが、 そこでしっかり主人公の魅力を見せつけ、見る者を引き込みます。 その15分くらいがまた半端じゃなくかっこいい。 無精ひげに帽子&革ジャンの“インディアナ・ジョーンズ”が男臭くていい。 繊細でいて大胆、強靱なだけでなく機転を利かした行動は期待を膨らまし、 ユーモアも感じさせる。 女性の扱いについては2作目3作目とはちょっと違うような感じがします。 マリオンが幼馴染みだったせいか、どちらかといえばシャイな印象を受けました。 エジプトという舞台にアークと言う神秘のアイテムが冒険心をくすぐります。 すぐさま買ったサントラ盤は、もちろんジョン・ウイリアムス。 これも2作目3作目の軽さに比べ、1作目には重厚さがあります。 ちなみに、アークは書物上では確かに存在し、その後の行方は分らず、今も謎のまま? チャールストン・ヘストン主演の映画「十戒」にも登場してました。 ちなみに、何故2作目以後の邦題が“インディ・ジョーンズ”なのか? 名前を省略していながら名字がついてる・・・いまだに納得できません。 3作目のラストで父が“インディアナ”と呼び掛けることになる訳ですが、 どうもバツが悪いとしか言い様がない。 そして待望の4作目「クリスタル・スカルの王国」・・・ アーク、サンカラストーン、聖杯!と来て「何で?」という感じでした。 まあそれはいいとして、レイダースはさすがに見過ぎて、 カット割りやタイミングまで頭の中に入っています。 それが今、実際の仕事で物凄く役立っています。 だから、本当に自分にとっては良き教科書でもあるのです。 演出面の上手さで一つ例を挙げるとするならば、 スローモーションを一切使わない点。 ここが見せ場!というシーンを何度も何度もスローで見せる作品もありますが・・・、 そう、あくまでスローは使わない。 他には恐れ多くて、それ以上評価できません。
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