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愛おしい程に人間性丸出しのキャラクターが最高。 予備知識なしに、たまたま第1話の放送を数分見て、取り付かれてしまいました。 キャラクターの個性が際立っていました。 奈緒子は端整な顔だちながら貧乏マジシャン。 学者の上田をぼろカス手玉にとったり、ズラ刑事におでこをパシッと叩かれたり! 上田は、著名で長身、一見男前でありながら小心者というかオタク系という所がいい。 事件で気絶はお約束だし、“通信講座で習った空手”は名言だ! 人間そのものがギャグだったので、仕草を見ていても笑えるドラマだった。 だから1時間があっという間で、間延びするという感じがしなかった。 母の泉の“ビックリマザー”、 六つ墓村の“おしょくじけん”、 必ず当たる占い師の“○○どうぞー”は良かった。 サイトレーラー佐野史郎さんの“ゾ〜〜〜ン!”、最後感動すらしました。 (余談ですが、劇場版は個人的には楽しめませんでした。) 人間を掘り下げて、いい所も悪い所も全て魅力と感じてしまうキャラクター作りにまず敬服。 人って周りに良く思われたいと思うのでしょうが、不完全な所が逆に可愛く見えてきしまう もんなんですね。 そもそも完全な人なんて居ないですし。 堤監督の講座ビデオも見ました。 別に目新しい事をしてる訳では無く、既存の手法を際限まで尽くしてやっている! というような事を聞いて、うなづけました。 カメラの撮り方は、とても印象深い手法を使ってました。 とても勉強になりました。 |
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