【故障しないために・・・試合前の準備】(2008.08)
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・ではまず、基本中の基本、試合前の準備についてまとめてみました!
・経験者でも適当に済ましてしまう部分です。若い頃とは違うので気をつけて行きましょう。
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■試合前ウォーミングアップのメニュー案(投手以外でもお勧めです)
(1)ランニング
- スピードは問題ではない!自分のペースで軽めに走って体全体を温める
- 酸素が全身に行き渡るので、心肺機能があがり、筋肉の血量も増える
- 筋肉が温まると、カルシウム・イオンが出て収縮速度やパワーが上がる
- さらに骨液という間接の潤滑油が分泌され、間接をスムーズにしてくれる
(2)ストレッチ
- 上記の通り、ランニング→ストレッチ、の順が正しい
- 各筋肉を「伸ばしてキープ」
- (アキレス腱、太もも、脇、肩周りなど)
- ※必要に応じて、ダッシュでキレをよくするなど
(3)キャッチボール これがチームの最重要課題!詳しくは次ページ以降を参照
- 相手の胸を目掛けて捕りやすい球を投げる!思いやりの気持ちを忘れずに、以下の事を注意
- いかに肩を使わないで、他を使って投げれるか!が課題です
- 1本足から1本足(軸足からステップした足)へ、完全な体重移動をするように!
- 足の上げ、腕の内捻り、上体を折り曲げたフォロースルー!がポイント
- ※野手は最後のクイックスローも! 出来ればやって下さい。
(4)投手は通常の投球練習
- 本番の投球同様、外角=7割、外角低め=5割!目標でどうでしょう!?
- できればバッターに構えてもらおう!バッターも目を慣らすことができるし。
※試合後、投手の肩のケア
- 軽いキャッチボールで、70%から30%と肩をクールダウン
- 20分くらい氷水などで冷やすと良い
- 投げた日は風呂はぬるめがいい。風呂上りにストレッチをしたり、熱をもっていれば再度冷やす。
■打撃の準備
(1)トス打撃?
- 目的を持たなければ、やる意味は無いかな!?と思っています(アメリカではやる習慣がないらしい)
- 本来は、投手と打者2人で1セットになり、どんな球もワンバウンドで投手に打ち返すのが本当
- 横に振らないで、柔らかく上から真っ直ぐボールにミートさせる・・・バッティングの肝です
- 一度本当のトス打撃をレクチャーをしましょう
(2)連続素振り
- トス打撃よりこっちの方が遥かに効果があると思います。1分もあれば充分
- 例えば、10連続スイングを1セットとして、2セットとか!
- やるとやらないでは全然キレが違います。ただでさえ手打ちになるので、全身の筋肉を使って打つためにも是非
■その他の準備
必ず「水分補給」を・・・熱中症・脱水症状・足のつり、を未然に防ごう
・とりあえず「足がつる」原因について
・筋肉の使いすぎで、エネルギー供給が間に合わなくなり乳酸がたまる
・大量の汗で、水分と同時にミネラル(ビタミンCとカルシウム・マグネシウム・ナトリウムなど)が失われる
・対策
・水分とエネルギーの補給(スポーツドリンク等が手っ取り早い)
・水だけではミネラルが補えないので、塩やナッツ類などを採る人もいます
・飲み物は、試合30分前から採り始め〜試合中も喉が乾かないようこまめに摂取する
・その他には筋肉を冷やさない事!サポーターで暖める等
・テーピング(専門知識が必要です)
※暑さがひどいときには熱中症・脱水症状が心配です。夏場でなくても必ず飲み物持参でお願いします。
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